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COLUMN

たかの友梨コラム

Vol.07

『義理、人情、挨拶』を欠かさずに。

2014/02

半径1.5mにいる人たちを幸せにするために。

早いもので、今年も二月に入りました。皆さんはお正月からの一ヵ月をどのように過ごしましたか?
たかの友梨ビューティクリニックの新年の合い言葉は「一月を制する者は、一年を制する」というものでした。これは、あっという間に二月、三月になってしまいますので、いかに一月にプランをしっかり立てて行動できるかが大切だということです。いきあたりばったりで過ごしていますと、楽なことばかりしてしまいがちです。きちんと目標に向かってプランを立てて、一年を有意義に過ごしていきたいものですね。

さて、一月には成人式がありましたが、これから社会に出て行く新成人の方にとって大切なこととは何でしょうか。
私には、親から耳にタコができるほどに言われてきた言葉があります。それは「義理を欠く、人情を欠く、挨拶を欠く」この「三欠く」はやってはいけないということ。例えば、引っ越しをしたら向こう三軒、両隣に挨拶をして回る、新しい会社に入ったら全員に挨拶するなど、簡単なことですが、信頼を得るうえでとても大切なことですよね。人はひとりでは生きていけません。人と人との間で何より大切なのは、挨拶ではないでしょうか。
人の気持ちはブーメランのように返ってくるもの。嫌いな相手が多いということは、自分のことを嫌いな人も多いということですから、自分のほうから相手を好きになることが大切なのです。先に挨拶したり、親切にしたりと、いつも私から好意を示すようにしています。そうして、自分の半径1.5mにいる人たちを幸せにしていきたいと思っております。

様々な顔を持って、可能性を広げていく。

挨拶を欠かさなかったからというわけでもないでしょうが、昨年はテレビのオファーなどもたくさんいただきました。今年も、1月末から2月にかけて「ごきげんよう」に呼んでいただいております。これは、たかの友梨ビューティクリニックの経営者としてではなく、美容家たかの友梨として呼んでいただいたものです。

よく「●●さんの奥さん」と呼ばれるのが不満だという女性のエピソードを耳にしますよね。「私は奥さんではなくて、■子よ」という思いがあるのだと思います。結婚したときには「奥さん」と呼ばれるのがうれしかったはずなのですから、どちらの自分も大切にしていけばいいと思っています。奥さんとしての生活や仕事を大切にしながら、詩を書いたり絵を描いてみたりと、個としての部分も自分で開拓していけば、きっと周囲の皆さんも個人としての部分を認めてくれるようになるでしょう。
私も、経営者として美容家として……、いろんな顔の自分を大切にしていきたいと思っています。様々な側面を持つということは、たくさんの可能性があるということ。可能性が広がると、不満を抱かず、人をうらやまず、日々の成長を楽しめるはずですよね。
皆さんも、新たな顔を持って、さらに可能性を広げてみてはいかがでしょうか?