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COLUMN

たかの友梨コラム

Vol.44

冬を健やかに乗り切る温めケアのススメ

2018/12

冬到来、冷えと乾燥にはくれぐれもご注意を。

師走に入り、すっかり冬らしくなってきました。気温が急激に下がり、空気も乾燥しがち。こうなってくると、風邪が心配になりますね。ところで、風邪は眠っている間に引きやすいというのをご存じですか?思い出してみてください。朝起きたら「喉の調子が…」「なんだか熱っぽい…」という経験をされたことがある方も多いのではないでしょうか?冬場の乾燥しきった部屋で眠るとまずは喉がやられ、そこからさまざまな症状へと発展していくことも…。仕事上、私は人前でお話をさせていただく機会が多いので、喉を痛めるわけにはいきません。ですから、加湿器や保湿性の高いマスクで十分な湿度を保つよう心掛けています。

それから、もうひとつの大きな原因が冷え。睡眠中はたっぷり汗をかきますから、体を冷やしてしまうことがあります。風邪の予防といえばマスクやうがい、手洗いが欠かせませんが、実は、おやすみ前の冷え防止対策もとても大切なことなのです。

効率的な温めケアとは。

睡眠中に体を冷やさないための大切なポイントは、お風呂上りです。そう、「湯冷め」という言葉を聞きますよね。“二次発汗”といってお風呂上りは発汗している状態なので、タオルやローブで身を包み、汗をしっかり出し切ります。すぐにパジャマを着る場合は、吸湿性にすぐれたものを。汗を出し切る前に吸湿性の低い衣類を着て布団に入ってしまうと、眠っている間に体が冷え、これが風邪の原因となってしまうのです。

冷えは風邪だけでなくさまざまな不調を招きます。健康を維持するうえで理想的とされる体温は、36.5度から37度。体温が1度下がると免疫力が30%低下するともいわれ、それだけ体を温かくしておくことは大切なのです。体を温めるときは、血液のUターンゾーンといわれる足元を。ゾクゾクするときは「風邪のツボ」と呼ばれる“風門”がある首のつけねあたりにカイロを貼ると効率的に全身を温めてくれます。それから、お風呂そのものも大事。炭酸泉タブレットのような温浴効果をサポートする入浴剤などを使うと、体の芯から温まります。

手軽な方法として、生姜紅茶を飲むのもよいでしょう。生姜湯だけでもポカポカしてきますが、ポリフェノールが含まれる紅茶は美肌づくりにもおすすめです。飲み物で中から温めるというのは、基本中の基本。ちなみに、漢方の考えが根付いている中国では、冷たい飲み物を避ける習慣があるとか。体を冷やしてはいけないということを、心得ているのですね。

さて、気づけば今年もあとひと月ほどとなりました。年末には、旅行やイベントを控えている方も多いと思います。温めケアで健やかさをキープし、なにかと慌ただしい年の瀬も楽しくイキイキと過ごしたいですね。