寒暖差やエアコンの冷えで体温調節がうまくいかなくなると、体内に熱がこもり不調の原因に。また、火照りや冷えをそのままにしておくと、腰や股関節の痛みを引き起こすこともあるそうです。手軽なケア方法としてぜひ実践していただきたいのは、毎日体を動かすこと。そう、体温調整に欠かせない“汗”を意識的にかき、冷房の冷えなどで発汗しにくくなっている体を中から温めることが必要なのです。また運動を続けることで筋肉量が増えれば、発汗しやすい“燃焼系”の体質へと変わっていくんですよ。

手前味噌ではありますが、このうだるような暑さにも負けず健康そのものの私。この夏はサロンのお客様と会うために、神戸や倉敷へと飛び回りました。「どうしてそんなに元気なの？」と聞かれることもありますが、やはり自分の“弱点”を心得ているからでしょうか。
不調を未然に防ぐには、自分はどんなときにどんな症状を招くかを知っておくことが必要。「どんな時に体を壊しやすいか」「これまでにどんな病気をしたか」「家系はどうか」と体と対話しながら探ります。また環境や加齢で体質が変わることもあるので、自分の体を観察し続けていくことも大切です。